下肢静脈瘤の種類と治療法

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下肢静脈瘤の種類

  • 伏在静脈瘤

    伏在静脈瘤

    要手術

    伏在静脈瘤(ふくざいじょうみゃくりゅう)は皮膚に近い静脈が浮き出て、血管が太くなりぼこぼこした状態です。脚の付け根の逆流防止弁が壊れた大伏在(だいふくざい)静脈瘤と、ひざ裏の逆流防止弁が壊れてふくらはぎに症状が現れる小伏在(しょうふくざい)静脈瘤にわけられます。いずれも静脈の直径が4mm以上になり太くなった状態の静脈瘤であり、症状を伴えば治療を必要とします。

  • 側枝静脈瘤

    側枝静脈瘤

    場合により治療適応あり

    伏在静脈より枝分かれした、さらに先の部分が拡張したもので比較的、膝から下(ふくらはぎ)にみられ、伏在静脈瘤よりもやや細い血管が浮き出た状態をいいます。

  • 網目状静脈瘤

    網目状静脈瘤

    直径2~3ミリの細い静脈が拡張し青色の網目状の血管が皮膚の上からはっきり見える静脈瘤で、とくに膝裏に出やすい性質があります。

  • クモの巣状静脈瘤

    クモの巣状静脈瘤

    皮膚の表面(表皮)の下の径0.1~1mmの極めて細い血管が拡張したものです。赤紫色の血管がまるでクモの巣のように見えるのが特徴です。

下肢静脈瘤の治療方法

下肢静脈瘤をどのように治療するかで、5つの考え方があります。

  1. 原因血管を閉塞させる方法
    血管内レーザー治療
  2. 原因血管を切除する方法
    静脈瘤切除
  3. 原因血管を取り除いてしまう方法
    ストリッピング手術
  4. 静脈瘤に直接細い針を刺し硬化剤を注入する硬化療法
    硬化療法
  5. 保存的な弾性ストッキングによる圧迫療法
    弾性ストッキング療法

特に伏在型静脈瘤(大きな静脈瘤)に対しては、
現在は血管内レーザー治療が標準治療になっています。

01.血管内レーザー治療

(治療時間:約30分~60分)

静脈の中に細い管(カテーテル)を通して、レーザー光線によって内側から熱を加えて静脈を縮ませて血液が流れないようにします。よくご覧になる、カメラで行う胆石の手術やカメラで行う胃潰瘍の処置と同じで、"低侵襲治療"と呼ばれる体に優しい治療です。
レーザー治療の良い点は、一言でいうと身体に優しい"楽な"治療だということです。
以前から行われているストリッピング手術は、太ももの変形してしまった静脈(下肢静脈瘤)を手術で切って、力技で取り除きます。
ストリッピング手術では足のつけ根と膝の2ヶ所を切開しなければならないのに対し、レーザー治療では膝の内側に細い針を刺すだけで治療することができます。当院では2014年に発売となりましたELVeSレーザーを導入し、従来の機器による治療よりさらに痛みと内出血を軽減させております。長年血管内レーザー治療に携わり、下肢静脈瘤のレーザー治療の登場以来、下肢静脈瘤の診療にあたってきている医師が担当いたします。すべて健康保険の適応となります。また土曜日の午後にも施行可能です。

  • 血管内レーザー治療01
  • 血管内レーザー治療02

血管内レーザー治療のメリット

  1. 痛みが少ない
  2. 副作用が少ない
  3. 傷口が小さい
  4. 処置時間が短い
  5. 日帰りで治療できる
  6. 治療期間が短い
  • 02.静脈瘤切除(スタブ・アバルジョン法)

    (治療時間:約15分)

    静脈瘤切除を追加することがあります。
    血管内レーザー治療やストリッピング術を行うことでふくらはぎの静脈瘤は目立たなくなることが多いのですが一部残ってしまうことがあります。
    より静脈瘤をきれいに治すためには、目立つ静脈瘤は3mmぐらい切開して切除してしまいます。
    1-5カ所ぐらい追加切除します。

  • 03.ストリッピング手術

    (治療時間:約60分から120分)

    伏在静脈抜去術(ふくざい-じょうみゃく-ばっきょじゅつ)は局所麻酔または腰椎麻酔にて手術を行います。
    足の付けや膝付近で、約1cmの切開を2か所行い、その間の静脈の中にワイアーを通して静脈を抜去(切除)する手術です。ふとももやふくらはぎの静脈を10-40cmぐらい抜去します。
    血管内レーザー治療ができない方に特に有効な治療です。

  • 04.硬化療法

    (治療時間:約15分から30分)

    細い針で静脈に血管を固める薬(硬化剤)を注射し、包帯で圧迫して血管をつぶしてしまう治療法です。
    1回の施術時間が15~30分ほどです。適応となるのは細い静脈瘤や処置済みの血管に注射します。術後、色素沈着したり、しこりが残ることがありますが、時間の経過とともに消失することが大半です。
    20%~30%前後で再発が認められます。

  • 05.弾性ストッキング療法

    医療用ストッキングで足を圧迫します。足全体を程よい強さで圧迫し、静脈瘤の進行を防ぐのが圧迫療法です。静脈内に貯留した余分な血液は減り、深部静脈の流れ(還流)が促進され、下肢全体の血液循環が改善されます。ただ症状の進行を抑えたり、再発防止はできますが、静脈瘤を治す事はできません。
    当院では、医療用ストッキングを取り扱っております。詳しくはお問い合わせください。

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